給湯器を買い替える、または新居に設置するために購入するといったときには、給湯器の種類をはじめ、どういった「便利機能」が付属しているかも要チェックです。
 
■便利機能① ECOモード
フルオートタイプやオートタイプなど、浴槽のお湯を自動で調節機能が付いている給湯器に「ECOモード」が付いていると非常に便利です。例えば、ECOモードがあれば、湯はりやたし湯、保温などの機能に省エネ設定をすることができます。省エネ設定になればエネルギーを削減できる、CO2を削減できるなどの効果があります。
 
■便利機能② インターホン機能つきリモコン
給湯器のリモコンはお風呂場だけでなく、キッチンなどの壁にも設置することができます。わざわざお風呂場に行かなくても、自動ボタンを押すことで簡単に浴槽にお湯を貯めることができます。そして、給湯器のリモコンには、このほか浴槽の湯はりや追い炊き、たし湯などが終わったあとに知らせてくれる「ボイス機能」や、お風呂場とキッチン間で会話ができる「インターホン機能」が付いているリモコンもあります。
 
■便利機能③ 音楽を楽しめるBGM機能
給湯器のリモコンに「BGM機能」が付いていれば、お風呂に入りながら音楽を聴くことができます。携帯電話をお風呂場に持っていくと水没や感電といった危険性があるため、お風呂場で安全に音楽を聴いて楽しむためにはこういった機能があれば安全です。
 
■便利機能④ 温水式床暖房が付いている
給湯器でつくった温水を利用する「温水式床暖房」は、熱源機で温めたお湯を専用のポンプで循環させて床暖房として活用する便利な機能です。ガスストーブのように何かを燃焼させて温める必要がないことから、空気を汚すことなく部屋の中を温めることができます。また、電気ヒーターの仕組みを使った床暖房とは違い、温水機能を切ったあとでも温かさを一定期間キープすることができます。
 
■便利機能⑤ 浴室暖房乾燥機
給湯器に暖房熱源機機能が付いていると床暖房だけでなく、「浴室暖房乾燥機」としても活用できます。乾燥機は天井埋め込みタイプや取り付けタイプ、さらには壁掛タイプがあります。この機能が浴室に追加されることで、ミストサウナ機能や脱臭機能、防カビ機能などが使えるようになります。
  今回は、普段何気なく使っている「給湯器」の種類や特徴、さらには便利機能について色々とご紹介しました。
一口に給湯器といっても、熱源の違い、給湯方式の違い、機能の違い、号数の違い、設置場所の違いなどによって、さまざまな選び方ができるようになります。選んだ給湯器によって今後のライフスタイルがより快適になるといっても大げさではないので、それぞれの家庭に合った最適な給湯器を選ぶようにしましょう。